学校ブログ

健康で安全な夏休みを

2019年7月19日 12時04分 [担当者]

7月19日(金)    NO.132

 

 いよいよ明日から子どもたちは夏休みに入ります。長期の休みに入ると,普段の規則正しい生活から離れ,気が緩み,ついダラダラしてしまいがちです。気が緩むと生活の乱れだけでなく,事故にもつながる危険性があります。

 しかし,子どもたちに「あれをしなさい」「これもしなさい」「あれはダメ」「これもダメ」と,あまり多くのことを伝えようとしても,なかなか身につかないものです。

 そこで,次の2つの言葉をかけてあげてみてはいかがでしょうか。

 

①「もう寝よう」

よく,「早寝,早起き,朝ご飯」といいますが,早起きをするためには,まず,早く寝ることです。遅くまで起きていて早起きができるはずがありません。

それは当たり前の事なのですが,「早く寝ろよ」と声を掛けるだけだと,なかなか寝ないのが現状ではないでしょうか。子どもたちは一人で寝るのがさみしいのです。そこで,「もう寝よう」と声を掛け,5分だけでも一緒に布団に入ってあげてください。そこで話をしてみてください。しりとりをするのも楽しいでしょう。そうすれば,きっと,ゲームに夢中なお子さんも,テレビにかじりついているお子さんも,あきらめて一緒に寝床に就くことでしょう。家事の跡片付けや明日の準備など,お母さんお父さんも忙しいところは思いますが,ぜひ5分間だけ子どものために時間を割いてあげていただけないでしょうか。

早寝ができれば,お腹がすいて早起きをして,言わなくても朝ごはんが食べられるのではないでしょうか。なかなか理屈通りにはいかないのが現状かもしれませんが,ぜひ試してみてください。

 

②「自分の目で!」

  子どもたちと一緒に歩いていると,先頭を歩く子は左右の確認をするが,後ろを歩く子は前の人についていくだけで,自分の目で左右の確認をしていないことに気づきます。前の子が無事に渡り切っても,急に自動車が曲がってきたら大きな事故に巻き込まれてしまいます。また,最近,交差点で待っている所に,突然車が突っ込んでくるような痛ましいニュースも報道されています。

しかし,待っている間も,周りの様子を「自分の目で」見ていれば,とっさの判断でわずかでも体をそらし,事故からまぬかれることができるかもしれません。お子さんが出かける際には「飛び出すなよ」と一緒に「自分の目で見ろよ!」と言葉かけをしてみてください。

 

821日の全校登校日,そして,92日の第2学期始業式に,子どもたち全員の元気な笑顔に会えることを祈念しています。